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香柏

     あなたがたが学んだ教え ― 最後の勧告

森山健也牧師

ローマ16・17〜24/アドヴェント第一主日/ローマ書連講(45)

待降節(アドヴェント)第一週主日の礼拝を捧げます。アドヴェントゥス(ラテン語)は、古代に皇帝など支配者が征服した町に入るときに行った儀式。入城式(考キリストのエルサレム入城)。ヘブル書記者は「神は、昔(旧約の時代)、預言者たちを通して・・・・・・語られましたが、この終りの時(新約の時代)には、御子によって語られました」(同1・1)と記します。キリストの降誕は「終わりの時代」の始まりであり、再(降)臨はその終わりのときです。アドヴェントを迎え、私たちは初臨の主イエスを記念しつつ、再臨のキリストを待望するのです。

パウロはローマにいる神に愛され、召されたすべての聖徒たち(1・7)への手紙≠フ筆を置く前に兄弟たち、あなたがたの学んだ教えに背いて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒し、彼らから遠ざかりなさい。そして、善にはさとく、悪には疎くありなさい≠ニ最後の勧告をいたします。

教会は常に分裂とつまずきを引き起こす人々≠フ攻撃に曝されます。それは「あなたがたが学んだ教え」即ち「聖徒に一度伝えられた信仰」(ユダ書3節/宣教50周年記念礼拝説教)、霊感された聖書、十字架と復活のキリストの福音に「背いて、分裂とつまずきを引き起こす人たち」がいるからです。このような人たちは、僕として主キリストに奉仕せず、自分の腹・欲望を神として、それに仕えるのです。このような人たちの特徴は「なめらかな言葉とへつらいの言葉」です。「なめらかな/うまい/美しい言葉と媚へつらいの/甘い言葉」、即ち美辞と甘言≠ナキリストに仕えるふりをしながら、教会に分裂を引き起こし「純朴な(混ぜ物のない、清い)人たち」の心を惑わせ、つまずかせ、自分の欲のため、勢力を張ろうとすることです。パウロはこういう人たちを警戒し、遠ざかるように勧め、全教会に聞こえている人々の信仰の従順を喜びつつ、「善にはさとく、悪には疎くあってほしい」(照12・9)と願います。

「平和の神は、速やかにサタンをあなたがたの足の下で踏み砕かれます」。分裂が不和を生み、純朴な人々を躓かせることを憎まれる「平和の神」が、私たちの足の下でそうした肉の行いを謀る人々・サタンに勝利してくださり、教会に、あなたに、平和と一致を賜わるのです。またこの聖句は「わたしはお前(蛇・サタン)と女(エバ)との間に、お前の子孫と女の子孫の間に敵意を置く。彼はお前の頭を踏み砕き、お前は彼のかかとに咬みつく」(創世記3・15/原福音)を思い起こさせます。この預言は、神の定めの時が来、神がご自分の御子を、女(エバ)の子孫(全人類・人間)として、女から生まれさせ、イエス・キリストが、十字架に死に、復活することにより、律法の下に罪に死んでいる私たちを贖い、神の子としてくださることによって成就しました(照ガラテヤ4・4〜5/来聖日12/6アドヴェント主日聖餐礼拝)。しかし、私たちが罪と死から完全に解放され、御国を相続するのは、キリストが再び来り給う(アドヴェント)ときです。その日を待ち望みつつ、この年のクリスマスを迎え、祝いましょう。


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