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香柏

     唯一の神に、イエス・キリストによって

森山健也牧師

2015年12月27日
ローマ16・25〜27/年末主日礼拝/ローマ書連講(46・最終回)

パウロがローマにいる、神に愛され、召されたすべての聖徒たち=i1・7)に宛てた16章に及ぶ「ローマ人への手紙」は、本頌栄をもって結ばれます。頌栄とは三位一体の神に栄光を帰する賛美の祈りです=i岩波キリスト教辞典)。先週クリスマス主日礼拝において、一般には人知を超えた威力を持つ隠れた存在を神として畏怖するけれども、私たちは万物の創造主にして「御座を高く置き、低きに下って天と地を御覧になる」神キリストを、ハレルヤ! と称えました(「低きに下る神・キリスト」詩篇113篇他 12/20)。ここでパウロは「知恵に富む唯一の神に、イエス・キリストによって、御栄えがとこしえまでもありますように。アーメン」と頌め歌います。

私たちが「低く下った神」ナザレ人イエスを「あなたは生ける神の御子キリストです」と信じ、告白できたのは天地の唯一の創造主なる御父と聖霊によるのです」(照マタイ16・16/Tコリント12・3)。また主イエスは「わたしと父とは一つです」(ヨハネ10・30)と言われ、「わたしを見た者は父を見たのです」(同14・9)と仰言いました。私たちが見えざる唯一の神を畏敬し、信仰することができたのは、イエス・キリストにおいて神を見、神に祈ることが許されているからです(照ヨハネ14・13)。このことをパウロは「『光が闇の中から輝き出よ』と言われた神は、私たちの心を照らし、キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせてくださったのです」(Uコリント4・6)と高らかに歌っています。

この頌めたたえられるべき神は、世々にわたって長い間隠されていたが、今や、永遠の神の命令に従い、預言者たちの書物を通して、信仰の従順に導くために、わたしの福音、即ちイエス・キリストについての宣教によって、すべての異邦人に知らされた奥義の啓示によって、あなたがたを強め、堅く立たせることができるお方です=i25〜26)。この「私の福音」こそは「ユダヤ人をはじめギリシア人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。人を救うのは神の義であり、それはひとえに信仰を通して与えられることが福音に啓示されています。『義人は信仰によって生きる』と書いてある通りです」(1・16〜17)とある本書の中心主題です。このように私(パウロ)の福音・イエス・キリストの福音宣教という説得力ある堅固な、確かな教えによって、内的な確認、確証を与えることによって、神はあなたがたを力づけ、堅く立たせてくださるのです。

代々にわたって隠され、旧約聖書に預言されていた奥義・福音が、イエス・キリストの宣教によって、あらゆる国の人々に知られるようになりました(照Tペテロ1・10〜12)。パウロにとり、いえ全ての人にとり、キリストとその福音なしには救いも、信仰も、神を讃美し、礼拝することもあり得ないのです。ですから私たちは、【1】神の律法において自分が罪人であり、神の裁きの下にあることを知り、【2】 キリストに目を向け、そこに圧倒的な憐れみと極みまでも愛してくださる父なる神を見、そして【3】キリストはその贖いによって、私が再び神を怒らせることのないようにしてくださったことを心に留め、新しく創造された者として、神のみこころに喜び従い、三位一体の聖書の神に栄光を帰しつつ生きて参りたいと願い祈ります。


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