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香柏

     事を行う神に信頼する

森山健也牧師

2016年1月24日
イザヤ43・14〜21

前701年、アッシリア/センナケリブ王がエジプトと同盟を結んだユダ・エルサレム/ヒゼキヤ王を攻撃した時、イザヤは立ち返って、静かに信頼すれば、あなたがたは救われ、力を得る≠ニ預言した(30・15 1/17礼拝説教)。この攻撃の後、再度エルサレムはアッシリアに攻囲されたが、主の摂理の中に守られた(37・36〜38)。その頃、ヒゼキヤは死の病にかかった(38章)。こうしてインマヌエル(7章)/平和の君(9章)/若枝(11章)≠ニの約束はヒゼキヤによっては成就しないことが明らかになった。そのヒゼキヤがバビロン王の来訪を受け、喜び、全財宝見せたことを知ったイザヤは、ユダのバビロン捕囚(前586年)を預言した(39章)。そしてイザヤ書後半40〜66章に捕囚からの回復が預言・予告されていく。

「バビロンの流れのほとりに座り、シオンを思い出して、泣いた(詩篇137・1)イスラエルの捕囚からの解放のため、主は一人の人を遣わし、閂をすべて下ろし、カルデヤ人(メソポタミア南部の住民、バビロニア人と同義)を、歓楽の船から突き落とす、と言われる(14〜15)。前539年、バビロンはペルシア/クロス王の前に無抵抗で開城した(照ダニエル5章)。王は捕囚の諸民族に祖国帰還を許可した。歴史の中でイスラエルを贖われる方は、イスラエルの聖なる方・創造主・王である。そのお方は昔海の中に道を、荒波の中に道路を開き、戦車と騎馬、強力な軍隊を引き出し、再び立てぬよう倒し、灯芯のように消え、燃え尽きるようにされた℃蛛i15〜17)、紅海の奇蹟による出エジプトの主である。

その主が「見よ。わたしは新しい事をする。今にもそれが起ろうとしている」と言われるその事とは「わたしは確かに/再び(左近)荒野に道を、荒れ地に川を設け、わたしの選んだわたしの民も、獣も駝鳥も水を与えられ、わたしを崇める」ことである(19〜20)。

「遠い大昔の事を思い出せ」(46・9)と言われる主が、ここでは「昔の事を思い出すな」と言われる(18)。それは、これから起ろうとしていることが、昔の事、即ち出エジプトの出来事よりも遥かに大いなる驚くべきことであるからである。やがて第二の出エジプトと呼ばれるバビロン捕囚からの解放が成る。しかし、それらが予表した新しい事は、私たちのために生まれたひとりの幼子、平和の君、インマヌエルなるイエス・キリストの十字架の贖いにより、私たちの罪からの解放が成り、今、私たちの主の選びの民は、荒野で命の水を飲みつつ約束の国へ旅している。しかし、贖い主、創造主なる主キリストが再び来臨される時、狼は小羊と共に宿り・・・主を知ることが・・・地を満たす(11・6〜9)全世界が神の秩序に回復される事が起こるのです。

これらの「事を行う神に信頼して」この2016年を、神に選ばれ、新しく造られた者(照Uコリント5・17、ガラテヤ6・15)として、主が設けられた荒野の道を、「倦み、疲れることなく」(40・31)主の栄誉を宣べ伝えつつ(21)歩んでまいりましょう。



預言者イザヤとその時代についての牧師の解説:「イザヤの時代背景」

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