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香柏

     彼は主を信じた

高田伝道師

2016年11月13日
創世記 15章1節〜7節

 アブラムという名前は、この後で「アブラハム」に変わる。それは神様によって変えられていく。この「アブラム」は「アブ」が父という意味で、アブラムは「高められた父」という意味の名前である。その名前が、17章で「アブラハム」へ変わる。「アブラム」から「アブラハム」に変わることで、その名前の意味は「多くの国民の父」となる。

 15章のはじめに「これらの出来事の後」とある。戦いがあってアブラムの親類の者がとりこにされてしまう。そこでアブラムは敵を追跡して行き、夜襲して打ち破る。アブラムは敵を打ち破り、取られた者を奪い返した。神の祭司メルキゼデクは、アブラムにあったことは彼の力でなされたのではなく、神様がそうされたことを示している。そしてその神様がアブラムに幻のうちに語りかけられる。これまでにも神様はアブラムに何度か語りかけられておられる。ここではまず、「恐れるな」とおっしゃる。神様はこの時、アブラムが恐れていたことがあったのを見抜いておられた。次に「わたしはあなたの盾である」とおっしゃる。親類の者を取り返した戦いがあった。更に、「あなたの受ける報いは非常に大きい」とおっしゃる。アブラムはこれまで、神様がおっしゃることに従って、自分の故郷を離れて遠いところへ来た。神さまは何度かアブラムに語りかけられ、彼はそれに対して何の言葉も返してこなかった。従順な歩みであった。ここに来て、アブラムは神様に問う。今まで神様に何かを申し上げることをためらってきたのではなかったか。疑問に感じることや今後のことに対して恐れることがあったのではなかったか。神様はアブラムのそのようなことをご存知の上で、恐れることのないようにとおっしゃる。何を恐れるのか。「自分の心の内にある思いを、このわたしにいうことを恐れるな」ということではなかったか。

 そこで彼が神様に申し上げたのは、子どものことだった。「あなたの子孫に、わたしはこの地を与える(12:7)」と、神様から言われてきた。ここまで確かに、神様は敵から守ってくださった。財産も与えてくださった。しかしいつまでも子が与えられない。この先はどうなってしまうのか。自分の後継者は家の奴隷なのか。これまでこらえてきた思いが述べられる。するとまた、主のことばがアブラムに臨む。神さまはことばをもって働きかけられる(創世記1:3・ヨハネ1:1)。

 その上で神様は、アブラムを自分の目に見えることで精一杯の状態、アブラハムの置かれているところから、外へ連れ出される。星を数えることができるなら。天地万物を創造なさった方は、数え切れぬ星の一つ一つもお造りになられた。神様の造られた世界の大きさの中で、それと同じようにあなたの子孫もそうなる。そのことばを通して「彼は主を信じた」。神様との対話を通して、アブラムは神様の造られた世界の大きさを示された。そして神様のおっしゃる通りのことがなるようにと、彼は主を信じた。主はそれを彼の義として認められる。義ということは、神様のお心にかなう行為、信仰が神様に喜ばれること。

 こうして神様は、アブラムを絶えず省みてくださる。アブラムが信じても、すぐに神様がおっしゃったようにならなかった。しかし主のおっしゃることは、必ずそうなる、と信じた。神様はご自身のご計画のもとに、私たちを置かれている。この方を受け入れている方は、更に信頼を寄せて歩みを進めたい。まだ受け入れておられない方やはじめて聖書のことばに触れた方は、どうぞこの方がどういった方かを知って受け入れられますように。


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